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檻の中のライオン [講演会]

3月19日午後6時15分からの講演会に参加しました。
講師は「けんぽう絵本 おりとライオン」の著者はんどう 大樹弁護士。
お誘いのチラシには今1番わかりやすい憲法の話!全国で450回を超える大人気講演!とあって
楽しみにしていました。クイズも取り入れながらのはんどう弁護士の熱演?に、安倍政権によって
立憲主義が壊されている時だからこそ、多くの人に聴いて貰いたいと心底思いました。

19日共同宣伝 [野党と市民共闘]

 3月19日恒例の共同宣伝を行いました。「安保法廃止をめざす栗山町民の会」と「由仁9条の会」合同で栗山町のスーパー前と由仁町駅前で行いました。
 18日財務省職員で自殺した遺族が、国と佐川元財務省理財局長に対して提訴したこと。公表された職員の手記には、森友問題の決裁文書の改ざんは、佐川氏などから強制されて作業を行ったことが記されていて、即刻野党は「森友問題再検証チーム」を起ち上げたこと。検証チームの日本共産党清水ただし議員の「真面目に働いてきた職員が苦悩の末に命を絶ち、改ざんを命じた側は誰1人責任を取らずに出世した。このような不条理を絶対に許すわけにはいかない。他の野党と協力して徹底追求する」との決意を紹介しました。
 新型コロナウィルス感染症に対し、日本の検査数が圧倒的に少なく感染症病床数確保・医療スタッフなど抜本的に強化すべき。医療現場や高齢者福祉施設では、感染防止のマスクさえ行き渡っていない現状で総合的な抜本的対策が急がれること。12日共産党が発表した緊急経済提言①経営危機にある中小企業の倒産、リストラ、失業の連鎖を起こさせないために中小企業への無担保無利子の融資やフリーランスの方への所得補償の倍増など②外需頼みの経済政策から内需、家計、中小企業支援に消費税5%の減税、社会保険料の減免、納税の猶予、財源としてアベノミクスで大儲けした大企業の460兆円の内部留保の活用を③安倍政権のコロナ対策費は予備費2700億円、来年度予算を抜本修正して大胆な財政措置を行うべきと述べました。
 さらに国民の基本的人権が制限される緊急事態宣言含む新型インフルエンザ特措法①緊急事態宣言の歯止めが曖昧②安倍首相が緊急事態宣言を出すような状況ではないと言いつつ13日成立を目指す審議の進め方③新たな立法措置理由は成り立たないこと。
 最後に検察庁法改定案の国会審議で山添 拓議員の「法の支配でなく人の支配になってしまう」安倍首相は桜を見る会で刑事告発されており、森友・かけ問題や桜を見る会・検察までも私物化されてしまうとの発言も紹介しながら訴えました。

福島原発事故から今日で9年

 2011年3月11日に発生した東日本大震災・福島第一原発事故から9年。今なお避難生活を続けている人は約4万8千人もおります。帰りたくても帰れない人も多く、避難指示等が解除された地域の居住率は28%に過ぎません。汚染水は溜まり続け、除染作業員等への被曝の広がりや、放射線汚染物質の処理方法も廃炉のめども立っていません。
 言うまでもなく原発事故は人災です。それにもかかわらず、安倍政権や東電は、原発事故は終わったかのように、帰宅困難地域の解除や原発事故被害者への賠償を打ち切り、政府が主催していた追悼式典も来年で打ち切ると発表しました。安倍首相は「福島の汚染水はコントロールされている」と断言して東京オリンピックを招致しました。
 どの世論調査でも6割を超える人たちが、原発に依存しない社会を望んでいます。既に国会では野党4党による「原発ゼロ基本法案」が提出されています。再生可能エネルギーへの転換、省エネとともに原発即時停止や再稼働・新増設の禁止など国民の願いに合致したものです。原発ゼロを実現する市民と野党の政権を作るために力を合わせましょう。

国際女性デー

3月8日は国際女性デーです。幸福度世界1位、ジェンダー平等度3位のフィンランドでは、

昨年末34歳の女性首相サンナ・マリン氏が誕生しました。6日、国連本部で開かれた

国際女性デーのイベントでマリン首相は、育児有給休暇や公的資金による質の高い保育、

無料の学校給食等の政策は、女性国会議員の提案だったことを紹介し

「ジェンダー平等の社会へと変革していく政策を持つ最善の方法は、政策決定

の高いレベルの地位に女性を登用することだ」と述べたことを「しんぶん赤旗」

で記載しています。 日本は153カ国中121位、特に政治分野では121位です。

日本の著しい遅れの原因は①財界、大企業が口では男女平等と言いながら、

実際の行動では利益最優先の立場からジェンダー差別を利用していること

②戦前の男尊女卑、家父長制度を当然視する勢力が政治の中枢を占め、

とりわけ安倍政権で逆行が著しくなっていることです。セクハラ・性暴力・入試差別を

なくそうと全国でジェンダー平等を求める運動が広がっています。

SDGs5番目の目標ジェンダー平等の実現目指して一緒に行動していきましょう