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ご飯論法

28日の衆参予算委員会の集中審議で、小池晃書記局長が安部首相の答弁は論点すり替えの「ご飯論法」と断

じた。29日付の北海道新聞・しんぶん赤旗日刊紙に【ご飯論法】の記事が載っていました。「朝ご飯は食べ

なかったんですか?」と質問された場合、「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたがそれは黙ってお

きます)」「何も食べなかったんですね?」「何も、と聞かれましてもどこまでを食事の範囲に入れるかは

必ずしも明確ではありませんので…」論点のすり替え、はぐらかしで不誠実な政府答弁の手法を例えた“ご飯

論法”。労働問題に詳しい法政大の上西充子教授がツイッターに投稿し共感が広がっています。昨日の集中審

議で、モリカケ疑惑で首相夫妻の関与を裏付ける文書が出てきても口先だけで否定、証拠を突き付けられて

もごまかす。これでは議論にならず関係者を喚問するしかありません。上西教授の投稿は「働き方改革」法

案をめぐる加藤厚労相の答弁を問題にし、「人をだますことを得意とする大臣に、働く人の命と健康に関わ

る法案の質疑の答弁に立つ資格はない」。「ご飯論法が注目されたことで、国会質疑の何がおかしいのかと

いうことを伝えることができたと思う。モリカケ問題ばかりやっている、といった批判があるが、卑怯なの

はこうした答弁で国会や国民を愚弄している政府ではないか」と話した。