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共謀罪講演会 [講演会]

「警察が何でもできる時代が来た」と渾身の警告の著書《警察捜査の正体》の著者 原田 宏ニ 氏(元警察幹

部)の講演を聴きに岩見沢へ行きました。政府は過去3回も廃案になった【共謀罪】の対象を277に狭めたり

テロという言葉を入れたり、国民が実体をわからないうちに世論操作をして提案しようとしています。

これまで警察は過去に起きた犯罪を対象に捜査してきたが、起きるであろう犯罪を盗聴・通信傍受の手段を

使いながらおとり捜査(先日、ニュースになったロシア人の例)事前捜査することになること。一般の市民

は対象外というまやかし、組織的犯罪集団の認定は誰が行うのか?大企業の脱税も組織的犯罪である、「組

織」を構成するのは「個人」だから個人を監視する尾行、張り込み、スパイを送る事など警察は既にやって

きたこと。共謀罪を単独で考えるのではなく「盗聴法」や、防犯カメラと称する操作用監視カメラ(Nシステ

ム)とセットで考える事が大事。警察は「操作のために必要だから」と照会し、あらゆる個人情報が入手可

能であり、個人情報保護法は形骸化していること。最後に(起きた)犯罪を堂々と捜査をしたいと話されま

した。改めて「現代版治安維持法」といわれる【共謀罪】を阻止しなくてはとの思いを強くしました。

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