TPP批准させない共同宣伝

「TPPを考える南空知有志の会」の皆さんと一緒に緊急の共同宣伝を行いました。

9日にもTPP承認案が、自然成立されようとしている緊迫した情勢で、農業だけでなく医療、食の安全

雇用、公共事業等、問題点を具体的に明らかにしながら会員が口々に訴えました。

私はスーパー前とJAそらち南横の二箇所の宣伝行動に参加しました。TPP、年金カット法案、カジノ解禁推

進法案の中身が国民に知れ、反対運動が起こる前に委員会で強行し、これらの法案を通すために国会の会期

を延長したことに怒りを込めて抗議し、安部首相がTPPに異様に固執するのは何故か？アベノミクスの看板

政策であり、TPPにしがみつく以外成長戦略を進める術がないから。安倍政権の暴走はこの政権の強さでは

なく、行き詰まりと国民との矛盾の深刻さを示しているものである。「トランプ現象」やイギリスのEU離脱

の底流にあるのは、貧困と格差の拡大、国内産業の空洞化などグローバル資本主義の矛盾。「保護貿易との

戦い」を声高に叫び、批准を強行しようとする安倍政権は財界、多国籍企業奉仕の政治そのものであり、世

界の流れに逆行する。批准した後でその内容を前提に交渉すれば、さらに譲歩を招き、まさにアメリカの思

う壺である。TPP批准は無責任なだけでなく危険。廃案にするために世論と運動を広げようと訴えました。