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2015 北海道のうたごえ祭典 inさっぽろ [音楽鑑賞]

「うたごえは平和の力」を合言葉に1955年から毎年開催してきた祭典。戦後70年被爆70年の今年

戦争か平和か岐路に立たされているとき、6年ぶりの札幌での音楽会に大勢の人が足を運びました。

最初に北星学園大学附属高等学校吹奏楽部 創部25名から今は70名を越す部員たちの迫力ある演奏から

始まり、道内出身のバイオリンニスト能登谷安紀子、チェリスト中島杏子による女性デュオユニット、

第二部は絵本『戦争のつくりかた』を題材に創られた合唱構成劇「一番たいせつなのは…」でした。

歌唱指導してくれた「こどもたちのあしたに」(作詞 金田一 仁志 作曲 高畠 賢)の2番の歌詞は

私たち人間は ♪ たくさんのものつくりだした ♪ 石から鉄をつくり ♪ 鉄から爆弾をつくった♪

そう私たちは未来を ♪ こわすこともできる ♪ 争わず生きていく手段を ♪ 考えていこういっしょに♪

私たちの力で ♪ 素晴らしい未来残そう ♪ 私たちの力で ♪ 子どもたちの明日に ♪ 子どもたちの明日に♪

第三部は特別ゲスト クミコ のステージ

INORI~ 祈り~ 原爆症で12歳の短い生涯を閉じた定子さんのことが歌に。 とても悲しく辛いクミコさんの

歌声が心に響きます。新曲のつんく作曲の「うまれてきてくれてありがとう」、お父さんお母さんの戦争

体験などの語りも織りまぜ、最後はコーラスをバックにスコットランド民謡「 広い河の岸 辺 」でしめま

した 。久しぶりに感動の充実のひとときでした。