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「新しい資本主義」の正体

今朝6時45分NHK第1のラジオ番組「年金が減る!その理由とは」を耳をすませて聞いていて腹立たしく思いました。土居丈朗慶應大学教授は「現役世代の給料が下がっているからそれに合わせて年金も下げる、高齢者の給付額は現役世代の年金の掛け金で支えているー中略ー岸田政権は労働者の給料あげる要請をしている(だから期待してくださいと言わんばかり)」さすがNHK。小泉竹中構造改革路線で市場任せの新自由主義のもとで行われた、労働法制の規制緩和により非正規雇用の増大、低賃金で「使い捨て」労働の拡大、コスト削減最優先の賃金抑制や無法なリストラなどがもたらしたものです。社会保障費削減ありき、消費税増税には触れずじまい。既に共産党は労働者の賃上げは中小企業の社会保険料負担軽減とセットで最低賃金引き上げを提案し、昨年の総選挙における「野党共通政策」の提言でも「所得、法人、資産の是正及び社会保険料負担を見直し、消費税減税を行い、富裕層の負担を強化するなど公平な税制を実現し、また低所得層や中間層への再分配を強化する」ことを合意している。岸田首相は「今の段階で消費税を触るべきではない」と国民の願いを拒否。既に62カ国が消費税付加価値税を減税を実施しているのに世界の流れにも逆行しています。タイミングよい前日の日刊紙報道です。

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