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持続可能性

ゆっくりと新聞に目を通していると、北海道新聞《SDGsの普及に取り組むキャスター 国谷裕子さん》写真

入りの記事に心動かされました。

2030年までの達成を目指す国連の「持続可能な開発目標SDGs=エスディージーズ」をご存知だろうか。《地

球が悲鳴。大量生産、大量消費の成長モデルは限界》とサブタイトルで紹介しています。国谷さんはNHKの

「クローズアップ現代」で国内外の様々な課題を「視聴者に考える材料を示したいと言う気持ちで臨んでい

ましたが反省点はたくさんあり、どうしても目の前の事ばかり伝えがちになってしまった。もっとSDGsのよ

うな複眼的な視点で物事を捉えるべきだったと思うことがあります」と述べ、さらに「例えば税金の無駄遣

いをなくせと自治体の非効率性を指摘し、自治体のサービスがどんどん外部委託され(人件費が抑えられ)

保育所のベテラン保育士さんが生活できなくなった。3年ごとに委託先は変わるため子供が懐いていた保育士

がいなくなり、母親も心配する。結局、誰もハッピーになっていない」「規制緩和で非正規労働を認める業

種を増やした結果、雇い止めされて住む場所を失った人たちが『年越し派遣村』に押し寄せた。弱い立場の

人たちを守るための対策の重要性を伝えなかったのかと反省しました。私たちの社会はいつのまにか人を大

切にしなくなりました。どこかで間違ってしまったのではないか。SDGsには『誰ひとり置き去りにしない』

という理念があります」とも話されています。

環境の保全や貧困の撲滅、教育の普及など17の目標は、どれも次の世代、未来のために重要で、私も微力な

がら諦めず発信・行動しようとの想いに駆られました。